津軽半島北西に位置する十三湖は、岩木川と日本海が交わる汽水湖で、日本有数のヤマトシジミの産地として知られています。周囲は約30km、水深は最大でも3mですが、独特の荒涼たる風景に囲まれた湖です。幻の鳥といわれるオオセッカや天然記念物の大鷲などの姿が観察できるほか、スズキ、ボラ、チヌ等の好釣場でもあります。そして何と言っても、特産物のヤマトシジミが生息する自然豊かな湖なのです。
十三湖に浮かぶ「中の島ブリッジパーク」は夏におすすめのアウトドアスポットです。
しじみ漁を始めて四十年のベテラン漁師・秋田さんの漁船に乗せていただきました。
定番のしじみ汁をはじめ、十三湖のしじみを使ったレシピをご紹介します。
催事などで十三湖しじみをお買い上げ頂いたお客様からの声を紹介いたします。
十三漁業協同組合が発表しているヤマトシジミの栄養分析表によると、十三湖産ヤマトシジミの成分は他の国内産シジミと比べて、アラニンやグルタミンといったアルコール分解酵素を活性化させると言われている成分が非常に多く含まれています。十三湖産ヤマトシジミは、色や艶や味・食感だけではなく、成分的にも優秀な食材だと言えるでしょう。
夏は産卵に備え身が肥えるため、ぷりぷりとした食感を楽しめ、冬は「寒しじみ」と言われ、しじみが湖底で自らを守るためにうまみ成分であるアミノ酸を貯め込むのでダシがとても美味しいです。
農林水産省がブランド品として保護する「地理的表示保護制度(G1)」に、十三湖しじみが登録されました(平成28年12月7日)。
「十三湖産ヤマトシジミ」は全国の中でも抜群の味という評価もあり、今回のGI登録となったそうです。全国の皆さまに、十三湖しじみを知っていただける機会ができたことを、心から嬉しく思います。
現在の大きさの目安は下記の通りとなっております。
「大粒しじみ」は数量限定での販売となります。無くなり次第終了となりますのでご了承下さいませ。
10年ほど前までは、特大のしじみが普通に採れていたのですが、ここ数年は本当に少なくなりました。気候条件の変化や、水質の変化など、さまさまな要因があっての事だと思いますが、とても悲しい事です。現在のところ、「大粒」は無くなり次第終了とさせて頂いております。何卒ご了承下さいませ。
それでも相変わらず、「十三湖のしじみ」は美味しいと評判です。「スーパーで買うしじみと全然違うよ!」と、催事で声をかけてくださるお客様もいらっしゃいます。ホント、嬉しいお言葉です。
五所川原駅から
バスで約90分、中の島公園下車すぐ
東北自動車道
浪岡I.Cから国道101号経由、約1時間20分
青森空港から
車で80分(国道7号線・津軽自動車道・339利用)