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津軽風土季 特集記事

外ケ浜町三廐地区を旅する。

江戸時代の蝦夷地(現在の北海道)への出航地であり、かの有名な長州藩士・吉田松陰も津軽海峡を防衛検分するため訪れたという津軽半島最北端の地、外ヶ浜町三廐地区。

江戸時代の蝦夷地(えぞち:現在の北海道)への出航地であり、かの有名な長州藩士・吉田松陰も津軽海峡を防衛検分するため訪れたという津軽半島最北端の地、外ヶ浜町三廐(みんまや)地区。青函トンネルが地下を走る「龍飛崎(たっぴざき)」や、日本で唯一の階段国道があることでも知られています。

そんな三廐にいま特に熱い視線を送っているのが、市場関係者や高級寿司店。三廐港では津軽海峡で一本釣りした良質な天然本まぐろが水揚げされており、時には大間のまぐろより高値が付くことも。潮の流れの速さと複雑な海底地形が形成した好漁場で獲れる、新鮮で甘みのある美味しさが三廐まぐろの魅力です。

秀鮨の本まぐろ丼

1976年に創業した三廐唯一の寿司店。おすすめは三廐港で水揚げされた新鮮な津軽海峡本まぐろをたっぷり使った本まぐろ丼(特上)。大トロ・中トロ・赤身それぞれの旨みと甘みを堪能することができます。さらに、まぐろの胃袋や地元産のもずく、しじみ汁など、その時期ならではの付け合せが楽しめるのも大きな魅力です。

「秀鮨」 青森県東津軽郡外ヶ浜町三廐新町35



伝説が息づく漁業のまち

ちなみにこの「三廐」という地名には、岩手県平泉にて自刃したとされる源義経との深い関わりが。実は義経には、生きて蝦夷地へ逃れたという伝説があるのです。逃げる際、荒れた津軽海峡を渡ろうとした義経が岩に観音像を置き三日三晩祈り続けると、海が静まり、岩に三頭の龍馬がつながれていたため、その龍馬に乗って無事海峡を渡り切ることができたという言い伝えで、それがもとでこの周辺を「三馬屋」と呼ぶようになり、後に「三廐」という地名に変化していったと語り継がれています。

廐石(まやいし)

義経寺から見下ろしたすぐ先にある奇岩で、海峡を渡ろうとした義経が祈りを捧げたところ、岩の洞穴に3頭の龍馬がつながれていたという伝説を持っています。そこから馬小屋の意味を持つ「廐」という名が付きました。

浄土宗龍馬山 義経寺(ぎけいじ)

義経が津軽海峡を渡る際、海を静めるため祈りを捧げたと伝えられている観音像が安置されています。御本尊は江戸時代の僧・円空が彫った仏像で、御開帳の時期にのみ拝観可能。寺からは三廐湾を一望することができます。

階段国道339号

三廐には、竜飛漁港から龍飛崎灯台までを結ぶ日本で唯一の階段国道があります。弘前市と三廐のある外ヶ浜町とを結ぶ国道339号の一部で、この区間だけは車両通行不可。長さは388.2mあり、階段は362段。歩いて15分ほどなので、海を眺めながらの散歩コースとしてもおすすめです。途中には記念スタンプを押せるコーナーも。

北海道新幹線で三廐へ!

隣接する「道の駅いまべつ」内にはJR駅レンタカーがあるので、ここからは車で向かうのがおすすめ。20分ほどで三廐へ到着することができます。

三廐地区へのアクセス

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